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お知らせ
林業・測量・防災・農業分野におけるDXに向けて地理空間情報のアプリプラットフォーム「mapry(マプリィ)」正式版リリース
株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役 山口圭司、以下マプリィ)は、林業・農業・測量業・土木など現場の効率化を行うためのアプリ「mapry(マプリィ)」正式版をリリースいたしました。
■ 背景
マプリィは、森林情報を一元管理し、森林の境界確定・森林調査・施業・防災等を効率的に行うためのアプリケーション「mapry」を開発・提供する会社です。これまで効率的なデータ取得・活用がされていなかった森林管理において、GISアプリケーションを提供している他、3次元情報をLiDARなどのリモートセンシングを用いて低コストで取得・解析するサービスを提供してまいりました。
■ mapry(マプリィ)のご紹介
日本の森林は国土の約7割を占めており日本は世界でも有数の森林大国です。近年土砂災害の多発による重大な損害や地球温暖化や獣害問題など、これらの社会問題に我々は直面しております。効率的で健全な森林管理を行うことでこれらの課題を解決し、造林や伐採等の林業経営の生産性向上を行うとともに、下記のような地域産業を支えていくためのアプリケーションを開発し、地域社会の発展に貢献して参ります。
(1) 森林
毎木調査などの森林調査においては、これまで人手で計測、もしくは高価な機器で計測してPCにデータを移し処理していたものを、スマホやタブレットのみで安価にLiDARで自動計測し、精度の高い胸高直径・材積を算出いたします。同時に植生や地形なども取得できるため、様々な目的の森林調査を効率化を実現し、GIS(地理情報システム)に集約して解析・共有・活用をワンストップで提供いたします。
(2) 測量
スマホやタブレットのみで画像およびLiDAR計測することによって、低コストで手軽な新たな測量手法を提案しております。また、オプションのRTKデバイスを利用することでcm単位の計測、基準点を用いることでmm単位の測量を可能で、高価な機器やソフトは必要なく誰でも手軽に3D情報の取得から解析・表示を利用することができます。
(3) 防災・減災
航空測量やドローン測量データ、スマホやタブレットで取得したデータ等を集約し解析することで、土砂災害等のリスクを可視化することが可能です。また、リアルタイム3Dシミュレーション機能を利用することで、防災施業等における意思決定としてや関係者間での合意形成にご活用いただけます。
(4) 農業
近年、農業用ロボットは除草・運搬・収穫・自動走行など開発が進んでおりますが、様々な機器を取り込んでソフトウェアを組み込んだロボットは高価になりユーザーの導入障壁となっておりました。
そこで、スマホやタブレットを活用したロボット開発を提案させていただき、リモートセンシングやソフトウェア処理をアプリ内で行うことで、安価でユーザーの使いやすいロボット開発に貢献しております。また、ロボット開発者は開発スピードを早めることで開発コストも低減することができます。
■ 料金プラン
① 基本料金 (※)
- iOS版/Webブラウザ版:無料プラン、有料プラン(1デバイスあたり月額8,250円)
② オプション料金
- レーザドローン(Matrice RTK L1等)、航空レーザ測量データ連携:月額5,500円
- 防災/ 減災ソリューション(表面流水シミュレーション、3D地形図など:月額2,200円〜)
- 2周波GNSSデバイス【基準局・移動局(iPad装着用)】:価格66,000円〜
- 衛星データ活用:別途ご相談
- iPad/iPhoneレンタルプラン:月額7,700円〜
- 導入コンサル/サポート:別途ご相談
■ 本件に関するお問い合わせ先
Email :info@mapry.co.jp